ガス欠してしまう
ガス欠?車では少ないのにどうしてバイクでは起こりやすい?
車ではガス欠ってあまり聞きませんが、バイクに乗っていると結構聞きます。
車には通常、どんな車種であっても古い型でも燃料計が付いていますが、実は原付スクーター以外、バイクは燃料計が付いていないことが多いのです。
燃料計が付いていないということはどうやってガソリン残量を見ればいいの?と思いますが、バイクに乗っている方は、トリップメーターと自分のバイクの燃費から計算します。
昔からバイクは燃料計が付いていないのが普通なので、上級ライダーは特に燃料計がないことをおかしいとかどうして?と思うことがありませんが、バイクに乗り始めた方、また今まで車に乗っていてバイクの免許を取得した人からすれば不思議です。
燃料は絶対に必要になるのだからバイクにも燃料計をつければいいのに!そう思う方も多いでしょう。
燃料計がついているモデルもある?
原付スクーター以外で、燃料計が付いているバイクが全くないかというとそんなこともありません。
しかしこのバイクについている燃料計も古いモデルの場合は大雑把な計算となっていて、燃料計を見ていてもほぼあてにならないという状態でした。
燃料計を信じてバイクに乗っていても、結局ガス欠となってしまうことが多いのです。
新しいモデルでも古いモデルでも、バイクは燃料計が付いていない、若しくはついていてもあてにしてはいけないということになります。
どうしてこれほど不便な状態になっているのか、これほど技術が進んだバイクメカニックの世界でなぜだろうと疑問です。
バイクには燃料計をつける必要があるのか?
ガス欠を起こせばスタンドなどを呼んで燃料を持ってきてもらうとか、JAFに入っている人ならJAFに持ってきてもらうなどしなければなりません。
バイクで山奥にツーリングへ行ってそこでガス欠となれば、山奥からスタンドがあるところまでバイクを押してこなければならない・・・かなりのリスクです。
バイクに燃料計がない理由はバイクによってですが、そもそも燃料計を設置するスペースがないということもありますが、その前にライダーなのだから燃料計などに頼るのはどうなのという思いもあるのではないでしょうか。
確かに燃料計がないと突然ガス欠することもあるので常に気を付けていなければなりません。
ただバイクと一体となって風を浴びて走るのがライダーだ!という思いを持っていれば、バイクに乗り始めた初心者の頃にはガス欠するとしても、その後、そろそろガスがないかな?と思うこともできるでしょう。
ガス欠よりも・・壊れるところが少ないのがメリットと考えよう
燃料計をつけてくれればいいのにと思う前に、壊れる箇所が少ないことがラッキーくらいに思うことです。
バイクのカスタムが好きな人は壊れる箇所があってもそれほど苦に思わないと思いますが、カスタム、メンテナンスが苦手という人なら、故障個所が少ない方が安心できます。
バイクは燃料計がないものだと思っていればいいのです。
ライダーなんだから燃料計がほしいと思うよりも、こいつ(バイク)のことをより感じてやろうくらいに思うようにしてみてはどうでしょう。