恐怖!雨の日のマンホール
雨の日は路面が濡れているため、慎重に走らなくてはなりません。特に気をつけたいのが道路上に設置されているマンホール。濡れて滑りやすくなり、スリップ事故につながります。
マンホールが滑りやすい理由
マンホールが滑りやすい理由は、道路と摩擦係数が違うためで、雨で濡れると滑りやすくなるわけです。
摩擦係数は濡れた道路が0.6、マンホールは0.4と低くなります。
新品のマンホールは摩擦係数の基準が決まっていて、滑りづらくはなっていますが、経年劣化により滑りやすくなります。
古くなったマンホールは交換していますが、それが追いついていないのも理由の一つです。
マンホールが道路上に設置されている理由
マンホールが設置されているのは、ほとんどが道路の真ん中に設置されています。用途は下水道以外に電力会社や通信会社が設備の保守や管理を行うための点検口として設置されています。
設置に関するルールはないため、道路以外の民有地にも設置することは可能ですが、承諾や費用の問題があるため、道路に設置されるわけです。
道路の真ん中にある理由も水道管やガス管、電線などと干渉しないためです。
滑りにくいマンホールを開発していて、2021年度から交換していく予定になっていますが、油断せずに走行するようにしましょう。